公開日: 2023年9月12日
最終更新日: 2023年9月12日
源泉徴収した所得税及び復興特別所得税は、原則、給与などを実際に支払った月の翌月10日までに国に納めなければなりません。しかし、納期の特例として、給与の支給人員が常時10人未満の源泉徴収義務者は、源泉徴収した所得税及び復興特別所得税を、半年分まとめて納めることができます。
半年の詳細は以下になります。
- 1月から6月までに源泉徴収した所得税及び復興特別所得税の納付期限：7/10
- 7月から12月までに源泉徴収した所得税及び復興特別所得税の納付期限：翌年1/20
今回、私は1種類の源泉所得税及び復興特別所得税における所得税徴収高計算書を作成したので、以下に作成方法を記します。
- 令和5年1~6月分の所得税徴収高計算書
なお、納付税額が0円の場合でも、所得税徴収高計算書を管轄の税務署に提出しなければなりません。
前提条件
私の詳細状況は以下：
- 令和4年(2022年)4月に合同会社設立
- 社員は，代表社員の私1人のみ
- 役員報酬は58000円/月
源泉所得税及び復興特別所得税の納付の督促
令和5年1～6月分に源泉徴収した所得税及び復興特別所得税の納付期限は令和5年7月10日ですが，失念していました．そのため，8月後半に，税務署から発送された源泉所得税及び復興特別所得税の納付の督促のはがきは以下になります。9/13がハガキの返信期限となります．
所得税徴収高計算書の提出とは別にハガキは返信する必要があります．
返信用ハガキへの記載は以下のようにしました．ハガキに記載してある源泉所得税事務集中処理センター室への電話によると，私の会社の場合，納期の特例を利用しているので，半年分まとめて記載するのが正解のようです．支給額の348000円は，役員報酬58000円/月の6ヵ月分となります．
以下作成後，9/13に間に合うように以下返信ハガキを投函しました．
所得税徴収高計算書の作成・提出方法
以下URLにアクセスします．
所得税徴収高計算書の作成・提出方法は，以下を参考にしました．
クマガイの社長Blog | e-Taxソフト(WEB版)を利用した給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書の作成と提出方法【令和4年；2022年分】
作成した所得税徴収高計算書の内容は，以下になります．
送信が完了すると，以下画面になります．
上記の送信完了画面の下部にある”受信通知の確認”をクリックすると，以下のように受信通知を受け取ることができます．
参照
クマガイの社長Blog | e-Taxソフト(WEB版)を利用した給与所得・退職所得等の所得税徴収高計算書の作成と提出方法【令和4年；2022年分】
e-Tax | 所得税徴収高計算書（源泉所得税）の作成・送信から納税まで、一連の画面操作でできるのですか
以上